世界が抱えるリスクの全体像を描いた2022年版のレポート
「グローバルリスク報告書2022」が発表されました。
その中で、今後10年間で最も深刻なグローバルリスクとして
以下があげられていました。
1位:気候変動対策の失敗
2位:異常気象
3位:生物多様性の喪失
4位:社会的結束の侵食
5位:生活破綻
6位:感染症の広がり
7位:人為的な環境災害
8位:天然資源機器
9位:債務危機
10位:地経学的対立
今年も多くの「気象災害」が予測されています。
昨日からアメリカ東部では、異常な寒波が記録され、
ここ数年間で最大級の暴風雪に見舞われています。
ニューヨークやボストンなどの主要都市も、
交通の混乱や停電などで約7000万人に影響が出ていると
今朝のニュースで聞きました。
アフリカ南部では豪雨による災害のニュースが飛び込んできて
インドでは寒波により、多数の路上生活者の方々が凍死をしています。
ギリシャやシリア、イスラエルでも大雪と寒波による被害が
報道されています。
世界は温暖化による気候変動が引き金になり
異常寒波と熱波による「異常気象の日常化」へとシフトしはじめ
多くの人類にとり、食糧危機と物価上昇による経済的なダメージが
予測されています。
コロナウィルスの感染症もさることながら、いまや様々な事象は
自国のみで処理・対応できないレベルになっています。
手遅れになる前に、いま、なにがリスクなのかを、全体で共有し、
他人事でなく様々な活動を見直すべき段階だと感じています。
HIT-LABは、ゼロカーボンアクションを応援しています。
「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」 を目指しています。
出典)環境省より(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/weather/)
出典)環境省より(https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/weather/)
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