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COMODO : 新たな挑戦と地域への想い

執筆者の写真: 横山三樹生横山三樹生

昨年の9月でした。私は初めてこのお店の話を耳にしました。

そこから、この場所で新たな取り組みをしたいと考えたのです。


この場所を、私が活かせるのかを模索し続けていました。


そして10月、思い切って当時のオーナーさんにお会いし、直接お話を伺う機会を得ました。素晴らしいオーナーさんでしたし、地域に根ざした温かいお店であることが伝わり、

この場所を大切にしながら新たな形で運営できないかと、気持ちが固まりました。


11月には正式に契約を交わし、お店を引き継がせていただくことに。そして、

必要な機材類を買い取り、開業に向けた準備が本格的にスタートしました。


12月には、お店のコンセプトについて深く考えました。

過去に関わった障害者就労支援の経験を振り返り、単なる表面的な支援ではなく、

地域の方々や関係者としっかりと繋がる仕組みを作れないかと模索を始めたのです。


 さらに、「農福支援」という可能性に着目し、様々な支援団体を訪ね、多くの方のお話を聞かせていただきました。年が明けた1月、信頼できる工事業者さんとご縁をいただき、

改装工事の準備も具体的に進めることに。


 こうして2月には商品開発が本格化。力を貸してくださる団体の皆さまのおかげで、

オリジナルブランドのコーヒーや、安定した仕入れルートの確保が少しずつ形になってきました。そして3月。ようやく本格的な店舗工事に着手。振り返ると、長い道のりでしたが、すべてが無駄ではなかったと感じます。何よりも、この過程で出会えた多くの方々の支えがあったからこそ、ここまで進んでくることができました。



岡山の地域と「農福支援」の架け橋を目指して


 そもそも「農福支援」とは、農業と福祉を結びつけ、障害者の方々が働く機会を得ると

同時に、地域の農業にも貢献する仕組みのことを指します。障害者の方々が農業の現場で

作業をし、生産者と共に地域を支えることで、持続可能な循環が生まれます。


私自身、コロナ前まで岡山市の障害者就労支援に関わりながら、沢山の方々から

多くを学び、多くの気づきを得て、成長する機会をいただいていました。そして今、


 こうして新たな事業に挑戦できていること自体、何かに導かれているようにも感じます。

COMODOは、基本的にスープやコーヒー、サンドイッチがメインのテイクアウト店ですが、形にこだわらず、できることは何でもやっていこうと思っています。


 素晴らしいスタッフに囲まれながら、春のオープンを目指し、ゆるり、ゆるりと

焦らずに、一歩ずつ前に進んでいきます。




工事が始まりました。
工事が始まりました。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。


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テイクアウト専門店 Kitchen Comodo(キッチン・コモド)​


住所 〒700-0913 岡山県岡山市北区大供1-2-1 

   クレステージ大供(旧磯村ビル)


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